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ガンマ線という放射線を放出するくすり(放射性医薬品)を体内に投与します。投与後、目的の臓器や組織に集まったくすりをガンマカメラという装置で撮像。その集まり方をみて診断する画像検査です。
GE Discovery NM/CT670
CT装置を併用することで、より精度の高い診断が可能となるSPECT-CT装置を導入しています。
・放射性医薬品について
くすりの種類によって体内のどの臓器に集まるのか、どのような機能を反映するのかが異なり、様々な病気の診断が可能です。
目的部位にくすりが集まるまでの時間は、種類によって異なります。投与してから数十分から数時間、長いものでは数日間、撮像までに時間を要することがあります。
投与方法も異なり、静脈から注射する他に、カプセルの服用、呼吸によって吸入するものなどがあります。
・CT検査やMRI検査と何が違うのか
CT・MRI検査:主に臓器や病変の形や位置、大きさといった形態情報を診ます。
核医学検査:主に臓器や組織の機能や代謝情報などの機能情報を診ます。
・検査時間について
多くの検査は、ベッド上で安静にしていただき、約30~60分ほどで終了します。
・検査で気をつけていただくこと
検査内容によって、くすりを使ってから撮像をするまでの時間や気を付けていただく内容が異なります。予約をする段階で検査説明書をお渡ししますので、事前にご確認ください。